【書評】椎名林檎『音楽家のカルテ』をレビュー

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「林檎博’14-年女の逆襲-」で先行発売されておりました、椎名林檎のオフィシャル単行本『音楽家のカルテ』。2007年〜2014年までに、雑誌『SWITCH』にて掲載された椎名林檎・東京事変のインタビュー、写真などをまとめた1冊です。

ブックデザイン

ハードカバーに、スピン（紐の栞）も付いている豪華仕様。カバーを取り外すと、真っ白な外装にドイツ語でタイトルが書かれており、まるで洋書のよう。

大きさは、A5サイズ。教科書くらいの大きさなので、持ち運びにも嬉しいサイズ。

ポスターも付属

公式通販限定、A2サイズのポスターが付いてきました。表紙や帯とはまた違った表情の林檎様。しかし、折り目が付いて少し安っぽいのが残念。

内容

雑誌「SWITCH」誌上にて20 07~ 2014年に掲載された……
・ソロ/東京事変の一員として語られた椎名林檎ロングインタビューを完全再録
・これまでの特集号にて掲載された美麗ポートレイトをダイジェスト収録
・好評を博した、椎名林檎自身による音楽リコメンド企画を一挙掲載
・さらに、最新の撮り下ろしグラビアや未公開レコーディング/リハーサルスタジオのドキュメント写真を掲載

個人的に面白かったのは『娯楽』の制作の話。林檎が他のメンバーの愚痴ばかりこぼしているところは必見です笑。

インタビューはもちろんですが、レコーディング現場での素の林檎の姿、影響を受けてきた音楽などなど、見どころ満載の1冊。